台湾人の帰化申請手続き
台湾人の帰化申請手続き
1.台湾人の帰化申請手続きの必要書類に関する注意点
台湾人の方の帰化申請手続きのご依頼が、現在増加中です。
台湾の方の場合、中国人の場合のようにシンプルな出生証明書、結婚証明書、親族関係証明書といった書類がありません。
そのため、台湾人の方が帰化申請する場合、親族関係を確定するには、過去に遡って台湾戸籍を取得、翻訳する必要があります。
しかしながら、日本の戸籍の請求とは違い、台湾戸籍の請求方法は複雑で、難解です。
そのため、台湾戸籍の請求、取得については当事務所にご依頼いただくケースが多く、台湾に戸籍がある場合は、ほとんどのケースで台湾戸籍の取得は問題なく取得できております。
しかし、台湾戸籍の翻訳はいつも苦労します。
実際、台湾戸籍の古いものは縦書き手書きで達筆すぎて素人には解読困難なケースが多いです。
当事務所で台湾戸籍を請求、翻訳する場合、複数名でチェックしておりますが、何人かで見ても意見が割れたり、わからない文字が出てくることも多々あり、これが台湾人の方の帰化申請で苦労するポイントの一つになります。
2.台湾人の帰化申請における注意点
兵役を終えていない場合や、台湾に不動産がある場合、子供が民族学校に行っている場合は注意が必要です。
また、通常は帰化動機書の作成が必要ですので、なぜ帰化申請が必要かを説得的に説明することが必要です。
その他としては、例えば、外資系企業の台湾人の方で、台湾への出張がかなり多い場合があります。ケースバイケースですが、過去5年以内に、海外出張が多すぎる場合は、日本の住所要件を満たさないとして、不許可になる可能性があります。
3.台湾人の帰化申請の必要書類
台湾人が帰化申請する場合、一般に、次のような書類が必要です。
●帰化許可申請書
●証明写真(縦5cm×横5cm) 2枚
●帰化の動機書
●親族の概要
●履歴書
●生計の概要
●パスポートのコピー及び在留カードのコピー
●台湾の戸籍謄本
●台湾の除籍謄本
●台湾戸籍の翻訳文
● 出生届記載事項証明書
●婚姻届記載事項証明書
●離婚届記載事項証明書
●死亡届記載事項証明書
●日本の戸籍謄本や除籍謄本
●住民票
●外国人登録原票記載事項証明書
●在勤及び給与証明書
●源泉徴収票
●住民税税納税(非課税)証明書
●運転記録証明書
●賃貸借契約書(賃貸の場合)
●土地・建物登記事項証明書(不動産所有の場合)
●運転免許証のコピー
●最終学校の卒業証明書又は卒業証書のコピー
●技能及び資格に関する証明書
●年金定期便の写し
※ 注1 上記はあくまで参考資料です。帰化申請はケースにより書類は異なりますので、上記以外の書類が必要となることがあります。
※ 注2 法務局の管轄地域により若干必要書類は異なります。
4.当事務所のサービス
当事務所では、帰化申請をお考えの台湾人の方のサポートを10年以上にわたり行っております。
初回無料相談(※30分以内)で、依頼者の帰化申請への不安を解消致しますので、台湾籍の方で帰化申請をお考えの方は、まずは相談のご予約をお願い致します。
台湾人の帰化申請のご相談・お申込は今すぐ!
TEL:06−6375−2313
フロンティア総合国際法務事務所 まで
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